6/5のウィキペディアに関する学習会
先日、鎌倉市図書館と図書館問題研究会神奈川支部の共催でウィキペディアに関する学習会にお呼ばれして、講師役をやってまいりました。
会場は鎌倉市立中央図書館。
皆さん図書館関係者ということで、釈迦に説法な部分はすっ飛ばして、ワークショップもまったくメインではなくて、前半はウィキペディアのあれこれとウィキペディアタウンってなあにの話をしました。
その後はあらかじめ用意していたカードを引いてもらって、そのお題のウィキペディアの記事を見て『ここは出典があると良いなあ』という部分を探し、資料をその場で探します。
お目当ての資料が見つかったら、カードに書誌情報とページ数を書くのも良いし、そのままウィキペディアの当該箇所に出典を付ける編集をしてもOKという、ゆるーい感じのワークショップ。
というより、ちょっとやってみよっか程度。
編集のしかたをざっくり理解できれば良いのです。
こうしてこうしたら、こんな風に反映されて、記録が残ってなどの一連の流れがなんとなくわかれば。
そんで、ウィキペディアの編集イベントをやるメリットと図書館にもたらす効果などの話をしてその後にTさんによる、『これを鎌倉主導でやりましょうよ』のプロジェクトの説明がありまして、冬くらいまでには形になるといいなと。
今回の反省点ですが『こ、こ、このテーマの記事がまだウィキペディアになかったなんて!!!』というワクワクは、なかなか共有しづらいなーというものでした。
Tさんはこのテーマの対象の好き嫌いに関わらず、題材としての面白さをとても理解してくださったので、私と同じようにワクワクしてるのです。
Nさんもワクワク。
でも、今日のような情報量の多い学習会で、かつ、ほぼ初めてウィキペディアについてのあれこれを知った方々にとっては『こ、こ、このテーマの記事がまだウィキペディアになかったなんて!!!』とはならず、『ほーん』くらいなのですよね。
でも、Tさんのプレゼンにより、なんとなく「オラなんだかわくわくしてきたぞ」レベルまでには伝わったのではないかと思います。
私には思いつかない提示として『このテーマはNDCの分類の多くからの視点での切り口がある』がありました。すげえ。
なので、今回は『神社の記事を書く時の押さえるべきポイント』のようなひな型はなく、このテーマをどこまで細分化するかという楽しみを含めて、放り投げてあります。
さあ、上手くいくかなー。