Wikipedia講座 初級編
福岡県福岡市城南区の「長尾コミュニティスポットわくわく」で行われた「Wikipedia講座 初級編」は無事に終わりました。
今回、私は福岡には行かず、自宅からZoomを使って「ウィキペディアとは何ぞや」という話と「編集の仕方」の話をしました。
まず城南区出身の「カンニング竹山」さんの記事の履歴を参照して、生年月日が1971年から2000年に書き換えられたイタズラ編集も、ウィキペディアでは記録が残るので過去版から閲覧できるんだよ、自分では消せないんだよというところから、ウィキペディアの編集システムの説明を始めました。
例題としては「福岡地方」という記事の定義文をZoomを通じて参照していただきながら、まずは私がリアルタイムで出典をつけてみました。
また、単に既存の文章に出典をつけるだけではなく、人口252万人という記述が古いデータだったことから、福岡県が公表しているデータをもとに数字を更新しつつ、出典をつけてみました。
ウィキペディアの編集イベントやそれに派生するイベントの目的や効果を説明のあと、それぞれ既存記事に出典をつけていくワークショップに突入。
約1時間後には参加した方全員が何らかの形で出典をつけ、記事の本文と出典の関係性、記述のシステム、履歴の残り方などについて理解を深めていただけたのではないかと思います。
毎回のように最近は説明しているのですが、ウィキペディアに反映していくことそのものが目的ではなくて、そのプロセスを通じて、いろいろなものが引っ付いてくることを意識したり、気づいたり、応用を考えたりという部分を共有していければと思います。
主催者、ファシリテーター、ご参加の皆さん、お歌の上手なMちゃん。お疲れさまでした🙂