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総合展のまとめというかレポート&最近の雑感。
昨年初めて図書館総合展にお邪魔して、いろいろな方に出会い、今年は何かできたらと思っていました。
そんな時にアカデミックリソースガイド社さんのブースの空き時間に持込企画ができるというお知らせを拝見し、「ウィキペディアタウンのことを図書館関係者の方々に向けて説明するのはどうだろうか」の企画会議が海獺の脳内で行われ、まずはコンタクトを取ってみようと思い 野原 海明 (Mia Nohara) さんに相談。8/14のことでした。
仕事の都合上9日しか総合展に行かれないので、9日で開いている時間をということで話は進み、16:05からの20分ほどをいただける運びになりました。
本当に感謝感謝です。ありがとうございます。
その後ウィキペディアタウンはLOYの2次選考を通過するなどの動きはあったようですが、そちらについては私は何がなんだかよくわかっていないので、そういう賞があって最終選考に残ることは光栄だなぁと思いつつ、私は私ができることを地道に進めていくことにしました。
今年もあちこちいろいろなところでウィキペディアのことやウィキペディアタウンのことをお話する機会をいただきました。
最近では本業はなんなのかよく聞かれるようになりましたが、教育関係でもコンサル業でも出版でもITでもありません。
ウィキペディアに関する活動は生業とは全く分けていて、ウィキペディアやウィキペディアタウンでの活動は、本業とは全く関係なく活動を続けてもメリットはなにひとつありません。名前も海獺で通させていただいています。
そんな中でも、総合展のような機会では「ウィキペディアの海獺」という名前が局地的に知られてきているようで、「あーあー!」と言われることもありますし「お噂はかねがね」などのお言葉をいただくときがあり、これはウィキペディアに関する地道な活動だけで知られ、信頼されつつあるのだなということかもしれないので、本当にうれしい限りです。
「あの会社のあの役職のあの人だから」というわけでない評価って、なかなかいただけることが少ないですよね。
さて、今回は来場されている方はほとんど図書館関係の方や興味のある方だろうということで、20分に絞り込んで特化してスライドを作りました。
スライドはこちら
https://www.slideshare.net/RaccoJawp1/20171109-81730222
スライドには、ウィキペディアの理念などの本来はお話するほうがいい部分を大胆にカットしてあります。
ブースをお借りし、人に聞いてもらい、20分で持って帰ってもらいたいものがあるので、チラシも作りました。
チラシ表
https://www.slideshare.net/RaccoJawp1/ss-81850399
もし聞いていく時間がなくても、端的にウィキペディアとウィキペディアタウンがパッと見て理解できるように&こういうことをやるよと。
チラシ裏
https://www.slideshare.net/RaccoJawp1/ss-81850375
話を聞いてくださっても、「ふーん」で終わってしまってはつまらないので、裏にはウィキペディアタウンを知ってもらうためのリンク集を作りました。紙ベースなので短縮URLとQRコードをつけてみました。当日のスライドのURLも記載しました。
これらは「ウィキペディアタウンの予定はどこで見ればわかるか把握できたけれども、周りを巻き込んでいくには? 開催にはどんな用意が? 過去事例は?」等の疑問がわいたときに、迷子にならないようにという配慮からです。
話は前後しますが、LOYの発表は前日の8日に行われたようで、タイミング的に興味を持った方が「ウィキペディアタウンって良く聞くけどなんだろう?」という疑問がわきやすい流れになったように思います。
少しでも多くの人に来てもらいたかったと思ってはいたものの、たとえ2~3人でもちゃんと届けようと準備をしましたし、とても暑かったですが、ネズミのかぶりものを改造して作ったラッコのつもりの帽子と、それに色を合わせたフリースを着て、ちょっとでも注目を集めようと思っていました。
「海獺さんってなんでそこまでやるの?」
ってこないだある方にも聞かれましたが、趣味だからです。
明るくファンキーにふるまってはおりますが、飲み会などは積極的に辞退するほうですし、お酒が入った方も実はすごく苦手です。
まあそんなことはさておき、思っていた以上にたくさんの方が来てくださいました。私の話を以前聞いたことがある方もいらっしゃいましたが、御新規さんも多く、お話が終わってからも多くの方とご挨拶をさせていただきました。「よかったよー」という声もいただけました。
自分の中では大成功だと思っています。うん。
昨日のうちにスライドのViewは100を超えているので、配布物も役に立ったかなと思っています。
また、使った資料をどんどん公開することで(大半はあまり代わり映えはしないものの、聞いてくださる方によって微妙に調整しているつもりです)、どこかで誰かがツールとして使ってくださったり、役にたてればと思っています。
来てくださった方々に感謝するとともに、快くスペースと時間を提供してくださったアカデミックリソースガイド社の皆様。チラシ配布などを手伝ってくださったつかささん、スライドで紹介した「千住葱」に対してご尽力くださったスワニーさんや丸善雄松堂さんに感謝いたします。予定では午後は帰っちゃうかもしれなかった理子様にも特別な感謝を。
さて、今年のウィキペディア関連の予定はもうこれで終わりで、ありがたいことに来年もお話をいただいているものがちらほらありますが、まだ日付が決定しているものはありません。
私の不徳の致すところもあり、なかなか楽しく動けない状況であることをご存じの方もいらっしゃると思います。
この件について私からは何も話しませんが、一点だけ、お気を使わせてしまっていることに対しては本当に申し訳なく思っています。
上記したように、私のウィキペディアに関する活動は、私が趣味でやっているものです。きまぐれにいつ辞めてしまっても、実生活にはダメージはありません。続けていてもお金が儲かるわけでもありません。
しかしながら、今後も私でお役にたてるところは出向いていこうと思っております。楽しくできるようなことや、楽しくお手伝いできることには積極的に動いていこう、できることを楽しくやろうと思っております。
よろしくお願い致します。