Racco

ウィキペディアのこととか。

【ウィキペディア】記事どうしをつなぐコツと内部リンクをビジュアルエディターでぺたぺた

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ウィキペディアには内部リンクと呼ばれる、ウィキペディア内の記事どうしをつなぐためのシステムがあります。通常単語が青い字で表示され、クリック/タップすることで、びゅーんとその記事に飛べるというものです。

このシステムがあるからこそ、ウィキペディアではわからない単語が出てきてもその場で解決することができ、そっちに行っちゃいけないよという声も聞こえないまま「あれ? アタシはなんで台所に来たんだっけ?」状態のように、当初何を調べていたかもわからなくなるほどいろいろな記事を読みふけってしまうというアリジゴクでもあります。

 

今回は記事同士をつなぐにあたってのチェックポイントと、ビジュアルエディターを使った内部リンク付加についてのお話。


記事同士をつなぐにあたってのチェックポイント


まずはこのページを見て解説します。

国頭方西海道 - Wikipedia

 

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赤い矢印のところに「リンク元」とあります。これは「この記事がどこからリンクされているか」を調べることができます。

「国頭方西海道」へリンクしているページ - Wikipedia

以下のページが、国頭方西海道 にリンクしています:

(前の50件 | 次の50件) (20 | 50 | 100 | 250 | 500 件) を表示
Portal:歴史 (← リンク | 編集)
Portal:歴史/新着項目 (← リンク | 編集)
Portal:道路 (← リンク | 編集)
Portal:道路/新着項目 (← リンク | 編集)
九州・沖縄の史跡一覧 (← リンク | 編集)
歴史国道 (← リンク | 編集)
仲泊遺跡 (← リンク | 編集)
利用者:佐藤莞嬴/テスト1 (← リンク | 編集)
(前の50件 | 次の50件) (20 | 50 | 100 | 250 | 500 件) を表示

こんな風に表示されます。
つまり他の記事から、この記事へたどり着くリンクは

九州・沖縄の史跡一覧
歴史国道  
仲泊遺跡  

の3つということになります。
むやみやたらと増やしてもいいものではありませんが、他の記事で言及されていると当該記事にたどり着きやすくなる=読んでもらえる機会が増える=読者の知識が増える という図式にはなります。

逆側から考えると、これを増やしていこうという考え方が、関連記事の作成や充実の足掛かりにもなります。

このリンク元に何もない状態ならば、ウィキペディア内の検索ならば直接記事に行かなくても検索結果からたどり着くことができるかもしれませんが、検索サイトからウィキペディアの記事に来ていただくには一字一句違いがない状態の検索語でないと、たどり着けなくなる可能性が高くなります。

ざっくりとした考え方としては以上です。
ちゃんと知っておきたいという方は

Wikipedia:記事どうしをつなぐ - Wikipedia

を参照してください。


ビジュアルエディターを使った内部リンク付加

ワークショップなどでは「ソースを編集」を使用することが多いと思います。

理由はいろいろありますが、「ソースの編集」のほうが機能的に広く、書き方と反映のされ方の仕組みが理解できやすく、記事の中身を見ることで、他の記事のスタイルを真似てみたいときなども役に立つなどの利点からです。


ここではあえて、だいたい記事ができたなーのあとにビジュアルエディターを使って内部リンクをつけてみましょうというお話を書いておきます。

またまたこの記事

国頭方西海道 - Wikipedia

これを書いている現在、内部リンクがほとんどないのです。
つまり、この記事から他の記事に飛んでいける機会が少ない。

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ここをクリック。

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赤枠のところが出現しました。

 

この状態で、一行目の「琉球王国」を文字列を選んでから、上のほうの「∞」のような鎖のマークをクリック。

f:id:RaccoWikipedia:20190212100545j:plain

 

 

するとこんな風に、リンクの候補が出ます。

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適切な記事を選んで「完了」を押す。たったこれだけで内部リンクができました。

以降も、そのまま次々と内部リンクを付加したい場所を選んで、鎖マークをクリックして、を繰り返します。

終わったら、右上の「変更を公開」を押し、念を押されるので「ソースを編集」での「プレビューを表示」と同じ役割の「変更内容を確認」を押して、再度間違いないかチェック。

問題なければ投稿。という流れです。

 

本日はここまで。