最近のいくつかのイベントでご一緒している北村紗衣(さえぼー)さんに誘われる形で、アート+フェミニズムのユミソンさんとのお導きもあって、私もこのイベントをお手伝いすることになりました。
幸いにもふたを開けてみれば多くのウィキペディアンが参加してくださり、のりまきさん、すわにーさん、荒井さん、篠田さん、空飛ぶ太田さん、キャンベル・アーリーさん、Rasalghulさん、漱石の猫さんなどなど。
図書館組も中野さん、つかささん、萬谷さん、子安さん、小曾根さん、田子さん、三富さん・・・豪華ですねぇ
総参加者は約50人。
大使館側のスタッフも10人以上。
受付を済ませると、ウィキペディアン(編集をレクチャーできる人)は白、一般参加者はパープルのTシャツが渡されて、よかったら着てねのシステム。
広いホールにテーブルと電源とWifiとロゴが準備され、機材面でもぬかりなく。
タリーズのコーヒーがポットサービスで準備されていたり、フリーのドリンク(エルダーフラワーのシロップのジュースはうまい)も数種類用意され、お昼にはホットドッグもふるまわれ、16:00からはバーベキューという飲食のおもてなし。
開会のあいさつには駐日スウェーデン大使からも。その後国連職員の中満泉さん。
スペシャルゲストには若宮正子さんがいらっしゃいました。
私の役割は、ウィキペディアに関する説明。
さえぼーさんはウィキペディアにおけるジェンダーギャップを中心に話してもらい、分担。
篠田さんには、あらかじめ用意していただいた「若宮正子」さんの記事をリアルタイムでアップする役目をお願いしました。
このイベントの試みとしては、
「Wikipedia:オフラインミーティング/WikiGapイベント@東京」 https://w.wiki/4FH
のページに、誰が何の記事を手掛けるかを記入してもらい、
編集のガイドとして、「Wikipedia:オフラインミーティング/WikiGapイベント@東京/ガイド」 https://w.wiki/7Fz
を設けることで、イベント後にも編集のやり方などを参照しやすい工夫をしました。
わかりにくい画面の見方も、スライドで説明するとともに、URLを載せました。
https://www.slideshare.net/RaccoJawp1/20190929-swedeninst
ウィキペディアの説明は大幅に端折りました。
普段のタウンと違い、数名がひとつの記事を書くのではなく、編集初心者がひとつの記事をその日にアップするところまでがわかりやすい目標のひとつなので、編集時間を多くとるためです。
反省点としては、下書きページで編集を重ねた後、どのようにウィキペディアの記事としてアップするかの説明が少し足りなかったかもしれないなという部分。
ただ、今日の参加者の方々は「北欧に興味がある」「翻訳の仕事をしている」「ジェンダーについて興味がある」という方々が多く、「ウィキペディアに興味があって」という方は少なかったにもかかわらず、みなさんめちゃめちゃキレッキレで、時間切れで間に合わなかった方も数名出ましたが、これを書いている時点で40以上の新規記事が作成されました。
もちろん、翻訳途中だったり、スタイルマニュアルに沿っていなかったりはありますけれども、それらを後からどんどん直していけるのもウィキペディア。
皆さん編集を楽しんでくださり、達成感も持っていただけたと思います。
私は細々としたことで動いたり、取材を受けたりしたので、残念ながら大使にも若宮さんにもご挨拶できず。
それでも(めっちゃ疲れたけど)担当のアップルヤードさんとエラノアさんに「らっこさんのおかげですー」と言ってもらえたので、肩の荷が下りました。
とても大げさですけれども、今日のイベントはウィキペディア日本語版にとっての重要なイベントのひとつになったように思います。この規模のエディタソンがトラブルもなく進行できたことを、誇りたいです。
この秋はまだまだ大きめのイベントが続きますが、切り替えてフレッシュな気持ちで頑張ります。