Racco

ウィキペディアのこととか。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を数回見て気づいた結論

ロックフィールド・スタジオでのシーン。

 

ポール・プレンターと『Love Of My life』を作曲中のフレディの間のやり取り。

フレディのことは理解できてるというポールに対して、


『願望を投影してるだけだ』と返す。
( "You just see what you want to see." )

 

これはあくまでポールに対するセリフで、それ以上もそれ以下でもない。おそらく脚本家が書いたセリフだろう。

 

フレディは生前、自身の生い立ちや健康状態などをほとんど公にしてこなかった(ザンジバルバルサラは明かしていたが)。

 

死後に明らかになったいろいろな関係者による言葉が紡がれて、フレディ自身の情報が明らかになった。もしかすると、今、″事実″として共有されている情報にはフレディが公にしたくなかったものも含まれているかもしれない。

 

何度か映画を見て、フレディについて、彼が書いた曲について、色々と分析をしていくことは、誰かの、或いは自らの『願望を投影してる』に過ぎないと、改めて感じる。