Racco

ウィキペディアのこととか。

【第3回 TDUウィキペディアタウンin千住】


めでたく終わりました。無事に帰宅いたしました。

千住郵便局電話事務室
柳原千草園
2つの記事が新規作成されました。
ほとんどの方が初心者と言っていいくらい編集経験が少ない中、ものすごい熱気で編集作業が行われました。

イベント中も話したのですけど、どちらの題材も今まで存在すら知りませんでしたという対象にも拘らず、3時間ほどで記事ができてしまうのは、ほんとすげえなと。

題材としては難しいのです。今回のふたつ。

柳原千草園は、植物が豊かな公園です。でもそれほど歴史的な謂れがあるわけでもなく、資料も少ない。だけれど、今後この土地の変遷が明らかになる資料が出てくれば読みごたえのあるものになりそうな予感。

もうひとつのほうは郵便局の電話事務室。
タイトルだけ見ればこれがなぜウィキペディアの単独記事として成立するかという疑問が浮かぶかもしれません。
記事を読んでみれば、ウィキペディアに記事があっていいねと思っていただけると思います。

先日も書きましたが、今回はこんな順番でやってみました。

集合! クリアファイルとボールペンのプレゼントあり。

→サラッと今日やることの説明(10分くらい?)
ホントにあっけないくらいに、説明は終わって、さあ出かけましょうとなりました。

→ゴーゴーフィールドワーク
12名が二班に分かれて、徒歩15分ほどの目的地へ。

→幸せランチ
TDUのウィキペディアタウンはご厚意によりお弁当が出ます。
名店「かどや」の槍かけ団子がデザートで出ましたが、これはあらいちゃんのご厚意。

ご飯食べたら希望者は普段は入れないTDUの図書館を見学できました。

→編集のやり方と考え方
いつもの4分動画「事実が重要」をさらっと流して。
今回は、記事を編集するときの呪文について、基本的なものを細かめに説明してみました。 で内部リンクになるよとか、== ==でくくると見出しになるよとか。
実際に記事に一か所出典をその場でつけるなどして、オペレーション部分の説明を長めに。

→編集
いつもの大集中タイム。時間的にはだいぶ押しましたけど、すごい熱気でした。なんでそんなに夢中になってんねんってくらい。

→振り返りとWikipediaの理念
この時間も今回は多めに取りました。
今まではWikipediaの理念、ライセンス、オープンデータなどについて編集前に説明してたのですけど、今回は事前に説明は最小限にして、実際に編集をした後に「今日やったのはこういうことなんだよ」という説明を加えながら行いました。

また、質疑応答も事前に脅して、なるべくどんどん質問が出るように工夫しました。

客観的なイベントの評価は、参加者の方がレポートしてくれるかもしれませんけども、大学側からは今回の熱気はすごかったですねとご感想をいただきまして、この順番はありなのかもってちょっと思った次第。

楽しかったね。面白かったねって思ってもらえてるといいな。

最後になりましたけれども、今日来てくださった、とくに図書館関係の皆様。お名前を出していいかどうかわかりませんのでひとくくりで書いてしまいますが、本当に来てくださって感謝感謝です。真剣に取り組んでくださって感謝感謝です。(追記:すげえメンバーだったよ)

また、Facebookで馬鹿なことばっかり書いている私が、海獺という名前で何をやっているかを見ていただける機会でもあり感謝感謝です。

第4回も早くも予定されているようなので、また頑張りまする。

あー! 帰りにもう一つプレゼントがあって、USBハブが全員に! こんな大盤振る舞いのウィキペディアタウンはそうそうないですよ。