相模女子大の学生さんたちとウィキペディアの記事を加筆したよ

相模原市立図書館のメヂカラマブダチさん(仮名)から繋いでいただいたご縁で、相模女子大学の「図書館基礎特論」の授業にて、司書課程の3年生12人に向けて、「ネットリテラシーウィキペディア」についての講義を行い、宮原先生のご指導のもと、ワークショップとしてウィキペディア日本語版相模原市立図書館の記事を加筆してみました。

授業前の記事のお姿はこう。

相模原市立図書館 - Wikipedia 2017-05-25 19:58:09 の版。

定義文と全体の沿革の箇条書き、分館を含めた他の館の名称・・・あまり情報量は多くありません。これがどう変わるのかなぁ。

宮原先生は

1.司書課程と図書館との協働による地域活性化への貢献
2.学生の情報リテラシー能力(情報を取捨選択し、加工・編集して発信する能力)を高める

の二つを到達目標としており、今回については地域活性化に一足飛びにつながらなくとも、自分たちが通っている大学がある市立図書館の情報を、ウィキペディアという百科事典に記載するにあたって、どのような資料をどのように収集していくのか。そしてもちろんウィキペディアへの記載方法なども含めて、90分の授業6回で(うち海獺が赴いたのは2回)どこまでできるだろうという大変興味深いものです。

相模原市立図書館という名称は相模原市にある私立の図書館の総称でもあり、淵野辺駅の近くにある図書館単体をもさす場合があってちょっと紛らわしいのですけれども(この辺も少しずつ加筆がされるでしょう)、今回は12人の学生さんが3班に分かれて、相模原チーム、相模大野チーム、橋本チームとして4人一組で加筆を行いました。

 

一回目の講義、90分の中で40分ほどの講義を行いました。

そのあとはワークショップ。

私からは、講義でのリテラシーの話の中で「ウィキペディア編集履歴が残るんだよ」ということ、それと基本的なウィキペディアの編集マークアップ、この項目を書くにあたって参考にすべき既存の図書館記事を紹介しました。

図書館のことを百科事典的に書く。
これは参考例がないとなかなか難しいものです。
図書館の成り立ちにドラマがあるとこんな風にも書けるよと

近江八幡市立図書館 - Wikipedia を紹介し、

3館がひとつの項目にあるよという同じ例として

丸亀市立図書館 - Wikipedia を紹介しました。
何を書けば百科事典的になるのか、それぞれの記事をよく読んで、見出しや構成を見て参考にしてくださいと。それと、非常に基本的な部分だけを試しに書いてアップして、一回目の講義を終えました。

中4週間で資料を集め、参考記事を読み込み、ウィキペディアの記法でローカルに書きためるという授業を行ったようです。

5週間後、海獺は再び相模女子大学を訪れ、学生さんがローカルで書いたものをいよいよアップしてみましょうという流れで、学生さんたちの疑問にリアルタイムで答えつつ、修正を加えながらアップ。とは言うもののやはり90分の授業の中では非常にタイトで、細かい体裁の部分はあとで海獺がやりますー、という風な終わり方。

その1週間後、私が少しだけ手を入れて、あとはこんな風にしてくれるといいなあと宮原先生に伝言をして、最後の授業で学生さんたちが編集を重ね、記事はこのように変化しました。

相模原市立図書館 - Wikipedia 2017-07-26 13:29:59の版

参考記事のようなどこか重厚な感じはまだ出ていないものの、3つの班の個性もあり、また百科事典的な書き方を理解して書いてくださったように思います。

かんたくんの感想が聞きたくて、現在進行でお願いしています(急いでない)。

学生さんたちからの感想も読ませていただき、私に対する感謝の言葉も頂いてうれしい限り。感想で特に目立ったのは、授業によって情報を発信する側としての責任感の変化について触れている方が多かったのと、ウィキペディアがどのように作られているかを考えたことがなかったので興味深かった、そしてウィキペディアを編集したという自慢ができるというものもありました。

まだ具体的ではないものの、宮原先生自身も大いに楽しんでくださったようで、今後も相模女子大ではウィキペディアを使った授業を行う予定があるそうです。
私もできる範囲でお手伝いできればと思っています。