Racco

ウィキペディアのこととか。

5/21

【初日5/21 晴】
丸亀2日目。
「うどんを食べに行くから7:50に駅に集合ね!」
というわけで、海獺氏は早起きをして少し散歩をして、駅まで5分ほどの距離を少し遠回りして、アーケード商店街を通って駅へ。
早朝なので、アーケード商店街で営業している店はないのだけれど、前日の土曜日にちらっと見た時も、そもそも営業している店はとても少ないように見えたし、朝歩いてみても、昼間に賑わっているイメージが湧かなかった。

この滞在の間、ずっと気になりつづけたのは、丸亀という街の元気のなさだった。これはdisりたいわけではなくて、うどんで有名な、お城で有名な四国の都市のイメージは、もう少し観光地っぽく、観光客を迎えるような、そんな活発さがあると思い込んでいて、でも、そうではなかった。駅前にはうどん屋さんはない。尾道の駅前にはラーメン屋さんがあったのに。
いろいろ聞いてみると、車社会なので郊外のイオンにみんな買い物に行く。駅という場所には電車で移動するために駅に行く以外の目的がない。だそうだ。うーむ。再び車で移動。ノートパソコンの電源ケーブルは、近くに電気屋さんがないのでとりあえず充電で持たせる方向で。
「よしや」さんといううどん店へ。幸い待たずに入れて、注文の仕方を店員さんにきいて、食べていると、どんどんお客さんが入ってきて、少し外で待つ人も出てきた。8:10ごろ。海獺氏が「もう少し効率的な提供ができるようにすれば、行列を減らして、回転が良くなって、もっと売り上げが上がりそうなのになー」と言うと、正面でうどんをすすっているファンキー高橋氏が「海獺さん、それは都会的な考え方なんだ。客はこの洗練されていないことも含めて楽しんでいるのだからこれでいいんだ」というような主旨のことをおっしゃり、深くうなずく。駅に戻る道すがら、中俣教授は大福を購入。一度駅に戻り、他の方々は会場となる「城乾コミュニティセンター」へ。海獺氏は今日の夜の切符を明日に変更するためにみどりの窓口へ。無事に変更完了。今夜の宿泊は中俣教授が手配してくれる。会場までは徒歩10分ほどかな。
わらわらと人が集まってきて、ちょっと会場が手狭な感じも。
いよいよウィキペディアタウンの始まり。
中俣教授のご挨拶と主催者の大西さんのご挨拶が終わり、海獺漫談の始まり。プロジェクタの位置とケーブルの長さの関係で、□の形に囲われたテーブルの中に、さらにテーブルをひとつ置いて、潜って、出てきて、プレゼン。
目の前にはおごはらさん(きれいなお姉さん:よいしょ)。
なんだかんだで、海獺氏のミッション完了。高橋さんのトーク
そしてフィールドワークへ。会場前の説明で猫を見かけるが逃げられる。
この辺の動きは他の人が書いてくれると信じてあまり書かないけど、玄要寺については、もっと予備知識があったほうがよかったかな。寿覚院の前の家には二階のベランダに柴わんこがいて「あそべっあそべっ だれっだれっ」とにぎやか。
会場に戻ってMiya.mさんによるガイダンス。
ワークショップの後半、名探偵ラッコナンが札所の札を見せてもらえたという喜びは、3月の時間切れギリギリの髙瀨さんの出典発見のメロス状態に匹敵するウィキペディアタウンならではの、光がさすような嬉しい一瞬でした。
さてさて、ワークショップも講評もつつがなく終わり、高橋さんが示す古地図の変化に一同驚嘆。
そして懇親会。「カフェ・ラ・トープ」はとてもとてもおしゃれなお店。下北沢っぽい雰囲気。ここでも高橋さんと語りまくる。トイレに行ってる間にMiyaさん夫妻は帰途に。
懇親会も終わり、駅までみんなで歩く。
町屋、屋敷、明治以降の堅牢な洋式建築など、時代的な建築物が次々と壊されていく丸亀。空き家になっているところが多いため、防災面も維持も大変だと思う。この日も図書館近くの間口が広い町屋が取り壊されていた。だけれど、街の景観に統一感を持たせて、古い建築物を移築していき、商店街の軒を彩れば、もしかしたら歩いてお城までの道を楽しんでくれる観光客が増えるし、古い建築物も有効に活用できて残しておけるんじゃないかなと、素人考えを披露。
かんたくん、きむらさん、高橋さんお疲れ様でした。
主催の大西さん、お疲れ様でした。丸亀の隣の宇多津駅まで車で送ってもらい、2日目は終わり。明日の朝食はホテルのバイキング。3月の京都の朝食のホテルバイキングはあまり楽しめなかったから、今度は食べられるものがたくさんあるといいな。明日は10時に中俣教授がホテルの前まで迎えに来てくれる。明日の講義用に資料をアレンジ。電池の残量が気になるので、USBメモリに移すのを忘れずに。